営業職【山田氏】
3年前、山田氏は日本での安定した生活を捨て、裸一貫でタイへと飛び込んだ。
その当時、彼女はただ一つの信念を胸に秘めていた
――異国の地で自分の力を試し、成功を掴むという強い意志だ。異文化、言語の壁、そして無数の不安に立ち向かいながら、山田はバンコクにて営業として働き始めた。
彼女の最初の試練は、クライアントを獲得することだった。
営業の一つにテレアポがある。
山田はコミュニケーション能力が高く、日本での営業成績は上位であった。
タイでもいつもの調子で頑張ろう、そう思いながら在タイ日系企業に初めて営業電話をかけた時に、彼女は衝撃を受ける。
「สวัสดีค่ะ/ครับ คุณต้องการอะไรคะ/ครับ?」
第一声がタイ語である。タイ人が一時対応を行う企業は多く、日本人担当者が直接出ることはほとんどなかった。
何件かけても自身の拙いタイ語では日本人担当者につながらない。そんな日々を送った。
どうにか担当者に対面で話を聞いてもらえないか…
山田氏は、自分が提供できる価値を認めてもらうために、絶えず営業電話をかけ続け、時には厳しい言葉を投げかけられながらも自己紹介を繰り返す日々を送った。その傍ら言語の壁を乗り越えるために、彼女はタイ語を必死で学び、タイのビジネスマナーを理解することに努めた。その努力が実を結び、徐々にクライアントが増えていった。
現在も、山田は昼夜問わず働き続けている。
彼女の闘志は、深夜になっても消えることがない。
彼女の努力と情熱は、タイにおける日系企業の信頼を勝ち取り、バンコクでの彼女の地位を確固たるものにしている。
山田の物語は、ただのビジネス成功の話ではない。それは、異国の地で自らの力を試し、困難を乗り越え、そして自分の信念を貫き通すことで得た成功の物語である。
山田は、タイという異国で、裸一貫から始めて成し遂げたこの経験を、これからも多くの人々に伝えていくことだろう。そして、彼女の挑戦はまだ終わっていない。
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バンコクで働く方
営業職:山田
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エリア名
アソーク
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住所
アソーク
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いつからタイで働いていますか
3年前
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サービス内容
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お仕事の依頼先