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ニュース

2025/03/28

3/28バンコクで大きな地震があった件について、安全意識を書きます。

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地震発生源はミャンマーでしたが、我々のいるバンコクでも相当揺れました。

私は日本で何度も地震を経験していたことで、「お。強い揺れだな」と思っただけで、
銀行に両替にいったのですが人はゼロとなっておりました。

滅多に地震がないことで有名なバンコクです。
耐震構造など不安はあるので日本と同じように考えてはいけないと我に返りました。
※追記
オフィス内を見ると、壁に亀裂が入っていたり、壁材が剥がれ落ちていたりとバンコク都市部でも被害が見られました。タイ・バンコク在住/滞在者の皆様、二次被害などに巻き込まれぬよう引き続きお気をつけください。

地震の被害状況(揺れの程度と建物被害など)

2025年3月28日午後、ミャンマー中部・マンダレー近郊を震源とするマグニチュード7.7の強い地震が発生しました​。バンコクが震源の地震ではなかったことを知り、バンコクメディア編集部の中にも緊張が走りました。被害に遭われた皆様のご安全を心から願っています。

reuters.com によると
震源の深さは約10kmと浅く、この地震の揺れはタイにも伝わり、首都バンコクを含む広範囲で体感されました​。
実際にバンコク中心部でもそれなりに揺れたと思います。特に、高層階にいた人々は強い揺れを長時間感じたことでしょう。タイは通常地震のリスクが比較的低いため、日本のような耐震・免震技術が広く普及しているわけではありません。そのため、地震慣れしてしまっている私でも、報道されている震度よりも体感的には大きい揺れを感じました。長い横揺れの中、ギシギシミシミシと音を立てる建物に恐怖を覚えるスタッフも少なくなかったです。
地震発生時、最初は目眩かなと思いました。バンコクで揺れを感じても、すぐに地震だと判断する思考回路はありませんでした。タイで生活する日本人の方は共感してくれると思います。しかし、タイ人スタッフの悲鳴で自身の眩暈ではないと気が付きました。揺れの体感としては、発生直後の比較的揺れが穏やかな段階でも、意識を失う直前の眩暈くらいでした。

bangkokpost.com によると
バンコクでは高層ビルが大きく揺れ、多くのビジネスマンや住民が揺れに驚いて建物から街路へと避難しています​。場所によっては相当危なかったかもしれません。屋外避難命令が出されたオフィスビルもありました。
屋上プールの水が揺れであふれ落ちる様子も確認され、各地で警報が鳴り響きました​。
動画は、外出していたバンコクメディア編集部員が収めた警報が鳴り響いている様子です。※動画を再生すると警報が聞こえます。


写真は、外出していたバンコクメディア編集部員が収めたバンコク都市部の屋外避難の様子です。

地震発生後、心配の連絡をくれた知人の中には、地震発生時デパートにいた人もいました。
「銃声のような音が聞こえ、周りがパニックになり、従業員が建物から避難しようと走り出した時に、屋外非難しなければまずいと思った。銃声のような音は、どこかのネジが吹き飛んだ音だったようだ。」
知人がいたデパート含め、多くの商業施設は地震発生後、一時的に立ち入れなくなりました。写真は封鎖されたデパートの様子です。

wtop.com によると
タイ北部のチェンマイや周辺県(ラムプーン、ランパーン、コンケンなど)でも揺れを感じ、人々が建物から避難しています​。

matichon.co.th によると
現時点(​※2025年3月28日13時54分)でタイ国内で死亡者の報告はなく、バンコク都内で確認されている主な被害は建物の損壊です​。

ndtv.com によると
バンコク北部チャトゥチャック区では建設中の高層ビルが倒壊し、現場では多数の作業員が一時取り残されました​。
この倒壊により少なくとも15名が負傷し、救助隊が急行して生存者の救出活動に当たっています​。
また都心サイアムスクエアの商業ビル「Siam Scape」では天井の一部が落下して亀裂が生じ、一時多数の学生が上階に閉じ込められる事態となりました(現在は避難完了)​。

バンコク郊外の政府複合施設(チェーンワッタナ地区)でも天井板が剥落する被害が報告されています。​
こうした状況を受け、タイ当局は被害状況の把握と余震への警戒を進めており、首相は非常対策会議を招集して高層建築物や病院施設の安全確認と迅速な救助対応を指示しました​。

交通インフラへの影響(空港・鉄道・道路)

地震発生直後、タイの交通インフラにも一時的な影響が出ました。空港関係では、バンコクのスワンナプーム国際空港およびドンムアン空港で揺れを感知しましたが、施設や滑走路に被害は確認されていないとのことです。

travelandtourworld.com によると
両空港とも各航空会社に注意喚起を行ったものの、フライトの運航停止や遅延などの混乱は報告されていません。​タイ国内線・国際線ともに通常通り運用されています。

鉄道・公共交通機関では、揺れを受けてバンコク都市圏の高架鉄道(BTS)と地下鉄(MRT)が一時的に全線で運行を停止しました​。
空港へのインフラが麻痺しているため、空港へ辿り着けず、フライトに間に合わないという方も多い状況です。
写真は地震発生後渋滞の様子。

mgronline.com によると、
地震発生時刻の13時20分頃、ちょうど走行中だったMRTブルーライン(地下鉄)の駅では電車やホームが船の上にいるかのように激しく揺れ、駅係員が乗客を電車から避難誘導し、一時運転見合わせとなりました。​
BTS(グリーンライン/ゴールドライン)も同様に安全確認のため運行を停止し、約1時間後までに順次再開しています​。
国鉄や長距離バスには大きな遅延は出ていない模様です。

道路交通では、都心部でオフィスビルや商業施設から人々が一斉に屋外へ避難したため、一時的に周辺道路で混雑が発生しました。特に高層ビルが林立する繁華街では避難者が歩道や車道脇にあふれ、一時的に交通が緩慢になりました。チャトゥチャック区の建設現場倒壊現場周辺では緊急車両の出動に伴い道路が封鎖され、夕方まで迂回措置が取られています。通信インフラでは一部で携帯電話通信が不安定になる報告があり、揺れ直後には通話が繋がりにくい状況も見られました​。
外出中だったバンコクメディア編集部員も、BTSの改札が封鎖されている現場に遭遇しました。タイでは、タクシーやバイクもよく使う交通手段の一つですが、全く捕まらず、徒歩でオフィスまで帰ってきました。バンコク都市部では、地震発生後数時間経ってもgrabやboltといった主要タクシー手配アプリでタクシーやバイクが捕まりにくい状況が続いています。

屋外避難するといっても、タイの地震発生時の気温は40度近く。暑さでぐったりしている人の姿も見られました。日陰に人が集中している様子も見られました。

地震発生後、確認したところ気温は38度でした。

SNS上の声・目撃情報

今回の地震は発生直後からソーシャルメディア上でも大きな話題となり、タイ国内のTwitter(X)では「#แผ่นดินไหว」(地震)などのハッシュタグとともに多くの投稿が飛び交いました。バンコクの高層ビル群で揺れを体感した人々が撮影した動画も次々と共有されており、その内容から当時の生々しい状況が伺えます。

例えば、バンコクの高層ビル屋上にある無限境プール(インフィニティプール)の水が揺れで大量にあふれ出し、ビルの縁から滝のように流れ落ちる様子が撮影されています​。

ndtv.com に掲載されている別の動画では家庭用の小さなプールの水面が激しく波打ち、“ミニ津波”のようになる様子も確認できます​。

ndtv.com に掲載されている極めて衝撃的な映像としては、建設中の高層ビルが完全に崩壊し、巨大な粉じんの雲が立ち上る瞬間が捉えられており、現地の人々の悲鳴と動揺が伝わってきます。​

実際にその倒壊の瞬間を映した動画がX上に投稿され拡散しており、「バンコクで建設中の超高層ビルが地震によって崩壊する瞬間」というコメントとともに報じられています​。

市民の声としては、「建物の上層階にいて揺れを感じ、まるで船に乗っているようだった」「急いでパジャマ姿のまま建物から飛び出した」など、揺れの恐怖を語る投稿が多く見られました​。タイ在住者や観光客からも「バンコクでこんな揺れを感じたのは初めてだ」と驚く声が上がっており、心理的な動揺が広がった様子です。
また、タイではFacebookやLINEグループを通じて安否確認や情報共有が活発に行われ、「今揺れを感じたけど皆大丈夫?」「高層階にいる人はすぐ降りて!」といったメッセージが友人知人間で飛び交ったことが伝えられています​。
実際に、バンコクメディア編集部タイ人スタッフ(地震発生当日は在宅勤務)からも、オフィスにいる我々に心配の連絡がありました。


このような声がけ以外にも、地震直後はタイの思いやりを感じる場面に多く遭遇しました。
動揺している妊婦の方に椅子を譲り、妊婦の方を安心させようと気丈に振る舞う周囲の人々の様子も見られました。

バンコクメディア編集部員の一人は、ソイカウボーイの屋台に昼食を買いに行く道中で地震に遭遇しました。揺れがおさまった後、人々は屋台やソイカウボーイにいた人同士で声がけしあっていました。
平常心を取り戻そうと屋台で注文する人、それに気丈に応える屋台店主の姿も見られました。水を多めに買っている人もいました。

バンコクメディア編集部員顔馴染みのガパオ屋台のおばちゃんも、気丈に営業を続けていました。しかし、声をかけると安心したのか泣きそうな顔になり、「怖かった」と気持ちを話してくれました。

メディア報道(タイ主要メディアの報道状況)

タイの主要メディア各社も地震発生直後からこの出来事を大きく報じています。英字紙のBangkok Postは速報で「ミャンマーでM7.4の地震、バンコクでも揺れを観測」と伝え、タイ気象局(地震観測部)の発表として「震源はマンダレー付近、深さ約10km、バンコクを含むタイ国内の広い地域で揺れを感じた」と報じました​。

bangkokpost.com によると、
Bangkok Postは市民が建物から避難し一部企業が一時営業停止したことや、チャトゥチャック区の建設中高層ビルが倒壊した事実にも言及し、当局が被害状況の評価と余震監視を進めていると伝えています​

タイのテレビ各局も昼下がりの番組を速報に切り替え、バンコク都心部の生中継映像を交えて避難状況や専門家の解説を放送しました。ニュース専門チャンネルではスタジオが揺れる中で緊急地震速報を読み上げる場面も見られ、キャスターが落ち着いた呼びかけで視聴者に冷静な対応を促していました。

タイ有力紙The Nationやタイ国営メディアも、バンコクでの高層ビルの揺れや避難の様子を詳しく報じています。各メディアは「首都でパニック、街に飛び出す人々」「高層ビルの耐震性に不安の声」など見出しを掲げ、写真付きで市民の避難の様子を伝えました。専門家のコメントとして「震源のミャンマー・サガイン断層はタイにも影響を与えうる活断層であり、バンコクの古い建物には被害の可能性がある」といった指摘も紹介されています​。

bluewin.ch によると、
当局者はメディアを通じて「構造物に異常がないか迅速に点検を」と呼びかけるとともに、
SNS上のデマ情報(※「バンコクで津波発生」等の根拠のない噂)に注意するよう国民に促しています。

国際的にもこの地震は注目され、ロイター通信やAP通信は「ミャンマー中部で強震、バンコクで数百人が建物から避難」などと速報しました​。

ロイターはバンコクで人々がパニックに陥り路上に飛び出した様子やプールの水が溢れる光景を伝えています​。
reuters.com によると、
AP通信も「午後1時30分頃にバンコクを揺らし、高層コンドミニアムで非常ベルが鳴り住民が階段で避難した。幸い直後には被害や負傷の報告はない」と報じました​。

wtop.com によると、
一方でタイ現地メディアからの情報が集まるにつれ、海外メディアもバンコクでの建物倒壊や負傷者発生について追記し始めています。今後もタイのニュースサイト(例:Bangkok PostやThe Nationのウェブ版)、および各種SNSを通じて、被害状況や復旧の進展についてリアルタイムで情報が更新される見通しです。

X(旧Twitter)

TikTok

Instagram

  • 揺れでプールの水があふれ出す瞬間を捉えた動画
  • バンコクの建設中ビルが地震で倒壊した現場の動画
  • 高層ビル内で強い揺れに見舞われ驚く人々の様子を収めた動画
  • Instagram

    2025/03/28 21:35追記
    TBS NEWSによると、ミャンマーとタイにある日本大使館によりますと、邦人の被害の情報はこれまでのところ、入っていないということです。
    本地震に関するANNの報道動画はこちらからご覧になれます。
    タイランドハイパーリンクスによると、今回の地震によって被害を受けた方や支援が必要な方は、LINE公式アカウント「@1784DDPM」(ปภ.รับแจ้งเหตุ1784)を友達追加するか、防災ホットライン1784(24時間対応)に連絡することで支援を受けることが可能とのことです。。
    ウェザーニュースによると、タイ・バンコクは「長周期地震動」で被害拡大か、とのことです。。
    バンコク週報によると、今回の地震では、タイ気象局はマグニチュードを8.2と発表し、午後1時32分から午後6時30分までに余震が22回あったと報告しているとのことです。 時事ドットコムによると、国軍と抵抗勢力の内戦下にあるミャンマーでも多数の死傷者が出ているとみられ、混乱に拍車が掛かっているとのことです。

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    このコラムを書いた人

    【ディープなバンコクをお届け】カジ【バンコクメディア】さん

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    観光地だけでなく、地元の人々の暮らしや文化にどっぷり浸かるというスタイルで、他の観光ガイドとは一線を画すリアルな体験情報をお届け。カジの記事では、バンコクの観光地の裏側にある隠れた物語や、地元の人々が大切にしている風習や文化を深く掘り下げ、皆様にバンコクの新たな一面を紹介します。

    カジがバンコクで体当たりの取材を通じて得た情報は、観光客の皆様にとっても新鮮で、地元の人々の視点から観光を楽しむことができるものばかりのはずです。カジがお届けする情報を元に巡るバンコク観光は、単なる観光以上の体験を提供するでしょう。バンコクメディアを通じて、カジは皆さんと一緒に、バンコクの深い魅力を探求し、バンコク観光に新たな価値を提供したいと考えております。バンコクでの観光の際には、ぜひ私のディープなローカルガイドを参考に、バンコクの本質-フロンティア-に触れてみてください!

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